初夏の味

梅漬のにびたし

・この時期、会津特産の高田梅が出まわってきます。昨年作った梅漬がまだ残っていると、早く食べ尽くそうと梅漬のにびたしを作ります。しかしあまりにもおいしく、いろいろな用途に使えるので、今ではわが家の常備食になっています。
・最初に梅漬の塩出しをするため、一晩水にうるかします。
・梅漬の種を取りミキサーにかけて細かくくだきます。
・細かくしたところに、醤油・削りブシたくさん・味淋・水を入れかきまぜながら、一煮たちさせたらでき上がり。
・調味料としていろいろ活用できて便利。


くじら汁(もどき)

・この季節の変わり目に、昔は良く食べていました。本格夏に向けて身体に精をつけるためだったのでしようか。時代が変わり今は食べられません。くじらが入っていませんが熱いところをフーフーいいながら食べる食文化はいまでも残っています。
・旬の夏野菜をたくさんとるように、大ぶりに切ります。キャベツ・ニンジン・じゃがいも・ささぎ・たまネギ・など何でも。
・豚肉を炒めたところに野菜を入れいためる。
・水をいれ醤油など調味料をいれ柔らかくなったらでき上がり。
・豚汁のようで豚汁でない。大ぶりの野菜のせいかどうか、くじら汁もどきができあがる。


玉ネギのたまごとじ

・新玉ネギが収穫時期をむかえました。畑からとってくると、いの一番に作るのがこの料理です。初夏を実感します。
・新玉ネギをたてにブツ切りにします。
・フライパンで、油を少なめにいれいためます。
・すぐにいろが変わりますので、水を適当にいれフタをしてやわらかくします。
・たまごを上からかけて蒸らしてでき上がり。ほんの5分程度です。
・ソースをかけて食べます。ソースでないと初夏が実感できません。

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