趣 旨
会津を取り巻く観光の変貌は急激であるにも係わらず、観光資源の活用と栃木・福島・新潟・山形を含む広域のルート観光の開発はまだ具体的な動きを各自治体が取組んでいないのが現状であります。このような時にあと3年後には、会津高規格道路の開通が若松〜喜多方間で予定され、安全安心の道による観光は重要な近々の問題として遡上しております。行政にまかせるのではなく民間の団体や意識ある個人の結集によって真の民間による観光が創出されるとの強い思いがあります。観光会津を栃木・新潟・山形といった広域圏を鑑み観光情報のネッワークの構築、地元の食材を利用した食文化の見直し等を通じて広く観光に貢献する事と、社会的弱者の社会参加の場を創設し明るくのびのびとした生活環境を作る事を標榜してこのNPO団体を立ち上げました。
申請に至るまでの経過
30年ほど前より地域振興の観光開発は各会各層の方々と研究を重ね、会津管内で勉強会・講演会を重ねております。その後運輸省観光課(現国土交通省観光庁)の要請で外部委員となり全国の観光事業を学ぶ機会に恵まれ、喜多方のいろいろなまちづくりの方々と意見交換し、会津喜多方商工会議所と喜多方総合政策部等の意見交換で、今後は行政に頼るまちづくりではなく、団体として会津の広域ルート観光を考え行動すべきという意見にまとまりNPO団体として申請する事になりました。