秋の味

秋は秋祭りの季節です。祝の料理を作りますが、今では各家庭でそれぞれに作っているようです。

赤飯

・前の晩に小豆ともち米を水につけてうるかしておきます。
・あくを取るため小豆を一煮立ちさせたらお湯を捨てて、もう一度お湯をいれ煮直します。親指と小指で小豆をはさみつぶれるようになるまで煮ます。
・小豆が煮えたら小豆と汁に分けておきます。
・一晩うるかしたもち米は、水をよく切っておきます。必ずよく切って下さい。
・よく切ったもち米と汁から分けた小豆をまぜ合わせます。分量は小豆は多いほどおいしくできますが好みです。
・蒸かし釜に、まぜあわせたもち米と小豆をいれ、真ん中を凹まして蒸かします。そのとき底に粗いメッシュの布巾を敷くともち米が下に落ちません。
・吹けたら、取っておいた小豆の汁を少しづつかけながらまぶします。量は適当です。こうすると赤い色がよくでます。
・まぶしたらもう一度蒸かします。蒸気があがってきたらでき上がりです。ここで固いようなら小豆の汁を、またはコップに3分の1くらいの酒を足してもう一度蒸かしてください。
・写真は季節の枝豆をのせてあります。

鯉こく(鯉のみそ汁)

・近ごろではスーパーで、輪切りになった鯉がパックになって売られていますので、いつでも食べられますが、冬の料理かもしれません。少し寒くなると恋しくなり作ってみました。
・鯉を熱湯にさっといれて、湯がいておきます。
・湯がわいてきたら、酒(多いほどよい)・ナンテンの葉をたくさん・湯がいた鯉をいれ煮る。酒もナンテンも臭み消しですのでナンテンがなければ酒を多くいれる。
・よく煮立ったらナンテンの葉を取りだし、豆腐をいれ、味噌をいれでき上がり。
・臭みもまったく無く、鯉のうまみが良く出て寒い日には身体が温まります。


[ 会津の味 ]