一切経山と鎌沼


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表紙イラストCからの撮影
奥の方に鎌沼が見える。右
へ登ると頂上の道標
am10:50 左手の奥にブルーの鎌沼が見えてくる。きょ
うは一切経山に登ったあと鎌沼に降り一周して帰ってく
るコースになっていると先輩が説明してくれる。11時
ころになると登りからなだらかに変わってきて歩きやす
くなってきた。鎌沼もはっきりと見えてくる。ここで休
憩。
小石で積み上げた石塔が大小いろいろ出来ていて写真を
とったり石を積み上げたりして休む。
先輩が「青リンゴのゼリー」を凍らせてきたといっても
らって食べたが、ほどほどに溶け冷たくて甘くてツ
表紙イラストDからの撮影
頂上到着。
ルツルと何とおいしかったことか。ベテランの持ち物は
手軽で実用的でさすがに違うと感心させられる。左に降
りると鎌沼、右へ登ると頂上へ0.6Kmの道標の前を通り
ながら右へ登り始める。途中残雪に驚きながら頂上を目
指す。
am11:30 頂上到着。さっそく記念撮影。
先輩に呼ばれて北側へ行ってみると、なんとエメラ
ルドグリーンともコバルトブルーともみえる美しい神秘
な沼が突然眼下に。五色沼と言われているとのこと。こ
表紙イラストDからの撮影
五色沼。
の美しさにつかれも吹っ飛び、頂上を制覇した気分とは
こんなにも爽快なものかと大げさな気分になってしまう。
五色沼をみながらの昼ごはんは風が吹いてきて残念なが
ら中止。少し下山をして風が弱まったところでにぎりめ
しをほおばる。うまい、とってもうまい。お湯を沸かし
インスタントラーメンを煮る。のびたような柔らかさだ
がとてもうまい。山でたべるのがこんなにもうまいとは。
先輩からいただいたコーヒーをいれる。おいしい。
コーヒーの香に山を登りおえた満足感をあじわう。
表紙イラストEからの撮影
鎌沼と一切経山をバックに。左から先輩、有希さん、お母さん
pm12:55 出発。先ほど通ってきた道標をこんどは下へ降りる。途中赤い屋根の避難
小屋を通って鎌沼へ向かう木道へでる。
pm 1:15 鎌沼到着。一帯は湿地原。草を刈る鎌にかたちが似ているところから名が
付いたという鎌沼の周りを木道が通る。鎌沼そして一切経山をバックに記念撮影。もう
終わってしまったチングルマ、ワタスゲなどをみながら姥が原へ到着。鎌沼の一周も終
わり下山へ。
表紙イラストFからの撮影
吾妻小富士と右に桶沼
木道から木の階段へと変わってくる。この階段の疲れる
ことつかれること。一段の高さが50cmはあり飛びお
りる感じなので足にこたえることしきり。そんななかで
前方に吾妻小富士が見えたときは、まさに絵ハガキの世
界。吾妻小富士の雄姿に元気づけられて無事天文台前に
到着。pm3:35。
先輩からいろいろと説明をうけながら、元気づけられな
がらの山登りでした。初心者にとっては心地良い疲れの
山登りであり大変良いコースを選んでいただき、先輩に
感謝申しあげます。

[一切経山と鎌沼表紙][会津の山のぼり]