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そば粉100%の蕎麦の作り方

作り方は、福島県熱塩加納村そば打ち道場の野辺善市さんが協力してくれました。


用意する材料

150gを一人前として5人分が出来ます。

(あ) 挽いたばかりの新鮮な蕎麦粉 500g。[新鮮なそば粉はこちらから]
(い) 熱湯150cc(g)。ただし、蕎麦粉の乾燥具合によってことなりますので目安にしてください。
(う) 水  75cc(g)。
(え) 打ち粉(わざわざ打ち粉を用意せず蕎麦粉を使用)。茶碗一〜二杯位。
*蕎麦粉が余ったら冷凍で保存してください。使用する時は常温に戻してご使用ください。


留意事項

(あ) そば粉100%の蕎麦を作るには、熱湯をつなぎにして団子にしていきますので、挽いたばかりの新鮮な蕎麦粉が必要です。こちらで扱っているそば粉を対象にして説明します。
(い) 団子作りが一番重要です。熱湯が冷めないうちに短時間で、且つ力を入れて作る事が大事です。 熱湯でつないでいきますが、力を入れて強くつなぎコシを出していきます。ここで力が入らないと茹でた時ブツブツと切れてしまいます。
(う) 初心者の方にもそば粉100%で打てる蕎麦の作り方してもらいたいといろいろと工夫してみました。※※初心者の方※※のところをご覧ください。なお、工夫して良い方法等が見つかりましたらメールでお教えください。


湯ごねのしかた

ケトルから直接熱湯をかける(温度が下がるのを防ぐ為)。やけどをしないように、割りばしなどでまぜてください。 

※※初心者の方※※ 水は使用しないで熱湯だけで団子にしますので熱湯225cc(g)入れてください。


粉に水分を含ませる作業です。
粉に熱湯にかけた状態ですので、なじませるために両手にとりもみあわせます。
このとき、熱いからといって両手のなかをふくらませると、団子状態になってしまいます。
両手にすき間なくもみあわせ素早くやらないとだめです。(アニメ


粉と熱湯がまざりあってくると、粉がしっとりしてきます。
片手で握ってひろげ、上から押すと粉がパカッと二つに割れます(初心者はもう少し湿らしてください)
湿り具合は粉の乾燥状態で違ってきますので、熱湯は少しづつ入れて、両手でまぜ合わせるのが賢明です。ちょうど良い湿り具合を手の感覚で会得すると、以後の水分を調整しやすくなります。

※※初心者の方※※ 足りなければしっとりとするまで熱湯を追加してください


粉を隅にかき集め、固めておきます。30秒位、この状態で蒸らすと作業がやりやすくなります。 ※※初心者の方※※ 固めた粉にビニール等をかぶせて3分位置くと熱湯が全体に回りしっとりとしてきます。
その後写真のように、真ん中をあけ、水を入れます。 ※※初心者の方※※ 水でなく熱湯を50cc(g)入れてください。


水をいれた周辺のドロドロを核にして、だんごを作っていきます。
周りの粉をつけながら、だんごを序々に大きくしていきますが、コツは、だんごの下に粉を置き上から押つぶすようにして粉をつけて、大きくしていきます。
右の写真のように、へこむくらいに力を入れて押し付け(押しつかみ)てください。
汗をかくくらい力を入れないとだめです。


コツは、押したら、底に指をいれ、はがすようにして手前に持ち上げ丸めるようにして押しつぶします。
この繰り返しをしながら、だんごを大きくしていきます。(アニメ
リズミカルになるとしめたものです。ボールを利用してやっているかたは、狭くてやりずらいでしょうから、のし板にあけて、団子にしていくと良いと思います。


粉っぽさから、しっとりとした団子に変わってきます。ねんどをいじっている状態になるとでき上がりです。

※※初心者の方※※ 手にベターと付くくらいの柔らかさだろうと思います。なっていなければ熱湯を追加してください。


このとき、だんごにたくさん筋が入っていると思います。これを無くさないと割れやすくなります。右写真のように、底へ押し込んでいくようにしてください。(アニメ
ここまでを素早くやってください。(開始後約5分)この時点でだんごが温かくないといけません。冷めていると、この後、のしても広がってくれません。 


※※初心者の方※※ 団子にするまでに熱湯をどの位入れたか記録しておいてください。回数を重ねていくうちに団子の状態が掴めてきたら徐々に熱湯を減らしていってください。最後は熱湯と水の割合に持っていってください。熱湯だけですとどうしても締りのない団子になりコシがはいりません。

わからないところが出てきましたらメールください。


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